ボーイの心得、マネージャーの心得があるのと同じように、店長として働く時の心得ももちろんある。
店長を目指すボーイはもちろんだけど、そこまで考えられないまでもキャバクラのボーイとして働いてみたいと思ってるなら、絶対に知っておいた方がいい。
ボーイ・キャバ嬢・お客さん全員に慕われるように
店長は人望を持っていることが最低条件。
部下に嫌われてるなんて、そんなの店長としては失格でしょ。
社長が嫌われてる企業に繁栄がないのと同じように、店長が嫌われてるキャバクラ店は、絶対に売上伸ばすことなんてできないよ。
これはボーイの時から心がけておきたいよね。
とにかく敵を作らないこと。
相手の機嫌を損ねるようなことはせず、もし損ねてしまったとしても自分に非があるって認めて素直に謝ることができれば、敵は最小限に抑えることができるはず。
キャバ嬢はボーイに対しては時に理不尽だけど、それも受け入れることだね。
「自分が受け入れれば、全ては丸く収まる」ってどれだけ思えるかが大事なのかもしれない。
お客さんにももちろん嫌われちゃダメ。
下っ端のボーイでも、「自分がこのお店の看板や責任を背負ってるんだ」って思えれば、たいていのことは我慢できるよ。
店長になったら、なおさらこの部分は強く意識しておこう。
それを続けていくことで得られるのが信頼っていうヤツだから。
気が付けば他のスタッフにもキャバ嬢にもお客さんにも慕われてるだろうね。
ボーイ時代の仕事は完璧にできるようにしておく
与えられた仕事には、とにかく一生懸命取り組んで、妥協しないこと、手を抜かないこと。
1日1日をそうやって過ごしていけば、ボーイがやるべき仕事は少しずつだけど完璧にこなしていけるようになるから。
とにかくボーイ時代の仕事は、他のスタッフもキャバ嬢もお客さんも文句が言えない程度にできるようにはしておきたい。
少しずつ昇格して最終的には店長にまで上り詰めることができるんだけど、基礎ができてなければ店長になっても自分が困るだけだし、その前に基礎ができてないと店長になんてなれないしね。
店長になっても同じこと。
ボーイ時代の仕事の内容はもちろんだけど、仕事への向き合い方や意識を忘れずに働けば、みんなに慕われる店長にもなれるはずだよ。
そもそもボーイの仕事ができない店長なんて恥ずかしいだけ。
そんな名ばかり店長にだけはなっちゃダメだ。
責任感を持つことを忘れない
キャバクラで働く時に結局一番大切になってくるのが、責任感。
店長を目指すならなおさらだし、店長というポジションをもし任されたとしたら、この責任感なしではやっていけないから。
責任感を持つクセは、ボーイの時に必ずつけておくこと。
最初のうちにこれを常に意識しながら働くことができれば、店長になってからも自然と責任感を持って働くことができるよ。
キャバ店の店長ってパッと見、遊んでそうでチャラそうでも、責任感は基本強いからね。
ボーイが思ってるよりもずっとね。
店長を志す今のうちから、責任感は持っておこう。
どんな立場や仕事を任されたとしても、必ず必要になってくるから。