ボーイから昇格!キャバクラの黒服の種類~マネージャー編~

黒服の中でも下っ端中の下っ端がボーイ。
キャバクラで働くことになると、まずはここからスタート。

ボーイの中でも上下関係があったり、そのあとにサブマネとかもあるんだけど、まず目指すべきはやっぱり“マネージャー”
ここに到達してこそ、ボーイから抜け出した感が出るからね。

キャバクラのマネージャーってどんな仕事なのか、ちょっと具体的に見てみよう。

担当のキャバ嬢を持っているのがマネージャー

ボーイから昇格して“マネージャー”という役職に就くとどう変わるのか。
まず、担当のキャバ嬢を持てるようになる。
ここが大きな違い。

担当のキャバ嬢っていうのは、マネージャーが面倒を見るキャストのことで、言ってみればお世話をする女の子たちを抱えるって感じかな。
まずは数人のキャバ嬢を担当することから始まるケースがほとんど。

こなしていけば仕事にも慣れてくるから、そうしたら少しずつ人数を増やしていって、10人から20人くらいの女の子を担当するマネージャーも出てくるね。

お店の規模とかにもよるけど。
それこそ大規模店ならもっと多い人数のキャストを抱えることも。
でも最初からそんなに負担のかかることはされないから、ボーイも始める前から心配する必要はない。

女の子を任せられるようになったら、「ついにここまで来たか」と思っておいていいんじゃないかな。
もちろん、ここからが大変なんだけど。

担当キャバ嬢が稼ぎやすいようサポート

マネージャーは担当のキャバ嬢に対してあれこれ世話を焼く必要があるんだけど、その結果、働きやすく稼ぎやすい環境を整えるのが、マネージャーに求められる仕事であり能力。
そのためのサポートは簡単なことではないよ。

聞き分けが良くて素直で真面目なキャバクラ嬢もいなくはないけど、そんな子は圧倒的少数派。

大半はプライドが高くて面倒くさがりでワガママ。
そんな性格すらをも受け入れながら、でもしっかりと稼いでもらわないといけないから、マネージャーがせっせと世話を焼くわけですよ。

キャバクラの店舗なんていたるところに山ほどあるからね。
マネージャーがキャバ嬢の機嫌を損ねるようなことがあったら、すぐに他の店舗に行っちゃう子も少なくない。

そんな女の子たちのメンタルや体調面もコントロールしながら働かせられるかどうか、これがマネージャーの腕の見せ所だよね。

時には八つ当たりの対象になったりもするけど、それも含めてサポートしてやらないとダメ。
ボーイよりも圧倒的に難しい仕事だよ。

能力により給料も上下

マネージャー次第で、キャストの子のやる気も変わるし稼ぎも変わる

もし出勤数が多くなって売り上げも上がれば、それはキャバ嬢の能力としての評価もされるけど、同時にマネージャーの能力であるとも受け取られて、ちゃんと評価対象になるから、当然マネージャーの給料もアップ。

逆に、担当のキャバ嬢がサボったり売り上げが芳しくなかったり辞めちゃったりすれば、それはマネージャーの責任。
もちろん、給料もマネージャー自身の能力がないとみなされて容赦なくダウン。

ボーイは余程のことがない限り給料が下がることはないけど、マネージャーは能力次第で上下する役職だから、厳しいけど楽しさもあるよ。
「やってやろう!」みたいな気持ちにもなってくるし。

向上心があって根性があるなら、マネージャーの仕事にはかなり充実感が感じられるはず。
ボーイよりもずっとね。